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2012年４月の夜
多くの人でごった返す
東京・五反田駅構内の線路に
老齢の男性がホームから転落した。
落ちた男性は、
額から大量の血を流し、ぴくりともしない。
その場にいた誰もが
いつ来るかわからない電車に怯え、
何もできずにいた。
そこへ割って入ってきたひとりの男性
人気格闘家の 山本 KID 徳郁 （当時 35 歳）だった。
素早い動きで、線路に飛び降りると、
男性を抱え上げようとした。
しかし、倒れている人を運ぶには、
なかなか１人では持ち上がらない。
すると、ためらっていた
サラリーマンたちも線路に降りて、
みんなで男性を抱え上げ、
危機一髪、助ける事ができました。
女性セブンは後日、
KID本人にその夜のことを聞きに行った。
「 あのときは電車が来るほうをパッと見て
” 来ないな、よし、行かないと ” って、
そればかりでした。
でも実際倒れていた男性を抱えてみたら、
気絶してぐったりしてて重くて
少ししか持ち上がらなくて。
” うわぁ・・どうしよう・・・” って思ったら、
他の人も降りてくれて助けてくれた。
そんときちょっと嬉しかったね。
人の命、助けようとして
一緒になってがんばる人がいるんだって 」
ー そして最後にこうひと言 ー
あの後、
おじさんがどうなったか心配で、
記事に載るなら、
そこに書いておいてくださいよ。
ー 東京都交通局に問い合わせたところ ー
裂傷程度で大事に至らなかったと聞いて
おります。と
まるで映画のヒーローみたいですね＾＾
素晴らしい行動力で…
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