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「きっとダメだろう・・・」の裏には、
「必ず出来る」が存在している。
握りしめているものを「手放そう」という強い思いが
さらに強く「握りしめる」自分を保持させる。
それはつまり、
「握りしめる」から「手放そう」ができると言える。
~したい
~しよう
~するぞ
は、成されていない何かがあることで初めてできる。
私たちは2極性【 相対性 】の世界で生きている。
相対する2つの極、対極で構成されている。
光 ⇔ 闇
男 ⇔ 女
十 ⇔ 一
裏 ⇔ 表
生 ⇔ 死
上 ⇔ 下
楽 ⇔ 苦
右 ⇔ 左
大 ⇔ 小
陰 ⇔ 陽
凹 ⇔ 凸
紙の「 表 」には
同じ面積の「 裏 」がある。
「 表 」を定義するには「 裏 」が、
「 裏 」を定義するには「 表 」が必要だ。
「 表 」か「 裏 」
どちらかだけを消滅させることは不可能である。
「 低い 」を知るには「 高い 」が
「 高い 」を知るには「 低い 」が
「 冷たい 」を体験するには「 熱い 」が
「 熱い 」を体験するには「 冷たい 」が必要だ。
人は対極という概念をもっている。
ゆえに
相対的に比べっこすることができる。
そうして、初めて
相反するものを
【 知り 】、【 体験 】することができている。
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