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私は17歳の時、こんな言葉を
どこかで読みました。
確か、こうでした。
「 来る日も来る日も
これが人生最後の人と思って
生きるとしよう。
そうすれば、いずれ必ず
間違いなくその通りになる日が来るだろう 」
それは、私に強烈な印象を与える言葉でした。
そして、それから現在に至る33年間
私は、毎朝鏡を見て自分にこう問い掛けています。
「 もし今日が自分の人生最後の日
だとしたら、
今日の予定は、
本当に私のやりたいことだろうか? 」
それに対する答えが、” No ” の日が幾日も続くと
そろそろ何か変える必要があるなと、
そう悟ります。
自分の死と隣り合わせにあることくを
忘れずに思うこと。
これは、私がこれまで人生を左右する
重大な選択を迫られた時には常に
決断を下す最も大きな手掛かりと
なってくれました。
何故なら、
ありとあらゆる物事はほとんど全て…
外部からの期待の全て
このプライドの全て
屈辱や挫折に対する恐怖の全て
こういったものは、我々が死んだ瞬間に
全て、きれいさっぱり消え去っていく
ものだからです。
そして、後に残されるのは、
本当に大事なことだけ。
自分もいつかは死ぬ。
そのことを思い起こせば、
自分が何か失ってしまうんじゃないか
という思考の落とし穴は回避できるし
これは、私の知る限り最善の防御策です。
君たちはもう素っ裸なんです。
自分の心の赴くままに
生きてならない理由
一つも無いのです。
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