――気づいた時には、関わっていた。
最初は、
ただ眺めていただけのはずだった。
何かが始まったらしい。
何かが進んでいるらしい。
それだけの話だった。
けれど、
いつの間にか変わっていた。
考える時間が増えた。
戻って確認することが増えた。
理由もなく、続きを気にしている。
それはもう、
関わっているということだ。
誰かに誘われたわけじゃない。
決断した覚えもない。
それでも、
この流れの中に立っている。
小さな相棒の気配。
世界を前提にした準備。
静かに続く進行。
これらは説明されていない。
けれど、
説明されないからこそ、
距離が縮まる。
気づいた時には、
もう“外側”ではなかった。
——Episode 4 へ続く。
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