動物たちは、
急ぎません。

誰かに遅れているとも、
先を越されているとも
考えないからです。


彼らは、
「今」を
後回しにしません。

食べるときは食べ、
眠るときは眠る。
疲れたら立ち止まり、
起きたら動く。

それだけです。


人は、
先のことを考えます。

明日。
来週。
結果。
評価。

それ自体は、
悪いことではありません。

でも、
そればかりになると、
今が足りなくなる。


動物は、
今が足りています。

だから、
急ぐ理由がないのです。


庭で、
動物たちは
人の様子を見ています。

何かを
成し遂げようとしているとき。
追いかけられているとき。
自分を
小さく感じているとき。

そういうときほど、
動物は近づきません。


急いでいる人のそばにいると、
動物も
急がされてしまうからです。


動物は、
自分のリズムを
壊しません。

誰かの期待や、
周囲の速度に
合わせることをしない。

それは、
わがままではありません。

生きるための
基本姿勢
です。


人は、
自分のリズムを
忘れがちです。

誰かのペース。
世の中のスピード。
数字や比較。

それらに
合わせ続けていると、
どこに戻ればいいのか
分からなくなる。


動物は、
そのことを知っています。

だから、
急がない。


Pzが
動物の姿をしている理由も、
ここにあります。

速くしない。
競わせない。
進捗を示さない。

それでも、
そこにいる。


画面の端にいる
小さな存在。

それは、
何かを促すためではなく、
あなたの速度を
取り戻すため

そこにいます。


動物は、
教えません。

でも、
示しています。

「急がなくても、
ちゃんと生きている」
ということを。


もし今、
何かに
追いつけていない気がしているなら。

それは、
遅れているのではありません。

本来の速さに
戻ろうとしているだけ

かもしれません。


※この物語は、
売るために書かれています。

でも、
急がない理由の話でもあります。

それを許し、
守る存在として、
Pzは
静かに存在しています。

ABOUT ME
usasin
このブログでは、 日常の中でそっと心に残る言葉を 記録しています。 前向きにならなくてもいい。 元気がなくてもいい。 言葉が、 そばにあるだけでいい。 ときどき登場する 動物のキャラクターたちも、 そんな気配の延長です。 公式アプリ Pocket Zoo(Pz) の 世界観とも、静かにつながっています。