第13話 そばに、いるだけでいい話
usasin

何かを
してくれなくてもいい。
役に立たなくてもいい。
答えを出さなくてもいい。
そばにいるだけでいい。
人は、
つい期待してしまいます。
何か言ってほしい。
助けてほしい。
前に進ませてほしい。
それ自体は、
悪いことではありません。
でも、
本当に疲れているとき。
本当に
言葉が出てこないとき。
求めているのは、
解決ではないことが
多いのです。
動物たちは、
そのことを
よく知っています。
だから、
何もしません。
近づきすぎず、
離れすぎず。
視界の端に、
静かにいる。
話しかけなくてもいい。
触らなくてもいい。
それでも、
そこにいる。
その存在があるだけで、
人は
少しだけ安心します。
理由は、
はっきりしません。
「見られていない」
「評価されていない」
「何も求められていない」
その状態が、
人を
元に戻します。
動物は、
人を変えようとしません。
前向きにもしない。
成長させもしない。
ただ、
壊れる前に
止まれる場所に
なります。
Pzが
「何もしない存在」である理由も、
そこにあります。
使われなくてもいい。
役に立たなくてもいい。
そばにいるだけで、
十分な役目を
果たしている。
もし今、
誰かに
何かを期待されることが
重く感じたら。
そのときは、
何も言わない存在が
必要です。
画面の端にいる
小さな動物は、
あなたに
何かを求めていません。
ただ、
そばにいるだけでいい
と、
示しています。
※この物語は、
売るために書かれています。
でも、
何もしない存在の
価値の話でもあります。
それを
受け入れ続ける存在として、
Pzは
静かに存在しています。
ABOUT ME
usasin
このブログでは、
日常の中でそっと心に残る言葉を
記録しています。 前向きにならなくてもいい。
元気がなくてもいい。 言葉が、
そばにあるだけでいい。 ときどき登場する
動物のキャラクターたちも、
そんな気配の延長です。 公式アプリ Pocket Zoo(Pz) の
世界観とも、静かにつながっています。










