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「 きっと自分はここまで 」とか
「 ここまでで充分 」と思った瞬間に、
成長って止まってしまいます。
屋外の木々や植物は、太陽の光をいっぱいに受けて
スクスクと成長していきます。
でも、植物を透明なガラスの箱に入れて育てると、
光を受けてその緑色は濃く成長するものの、
箱のサイズにあわせていくつか成長は止まるか、
あるいは思い切ってその箱を飛び出していくかのどちらかに
小さい植木鉢で育てても鉢の大きさ以上に根を張ることが
できなくて、そのサイズにとどまるんですね。
人も同じで、小さな枠の中にいると
その枠の範囲で成長はピタリと止まり、
逆に大きな枠を与えれば、
どんどん伸びていけるのだそうです。
思いがけず大役をまかされると、
自分の役割の大きさにあわせて自身も成長
していけるのだとか。
「 私はきっとここまで 」とか
「 これ以上できるはずがない 」なんて
自分で限界を決めてしまうことで、
心理的に気持ちが萎縮したり、
そこまでであきらめてしまい、
成長しにくくなってしまうんです。
「 もっとできる、まだまだイケる。」
すると、ガラス箱の限界も抜けて空に向けて
伸びていけそうです。
「 自分の限界は、自分で決めているのよ 」
本当はもっとできるのに、
自分で勝手に自分を押さえつけないことを胸にして。
空は高くて、
まだまだ気持ちよく伸びていける
スペースがあるんですよ。
【 ひとことサプリ 】
「 もっとできるはず 」と口にするだけで
本当にもっとできるはず！
構成：文 / 上野陽子
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