いい言葉

【 大切な人に贈りたい24の物語より 】

 


 

星野監督は多くの選手から慕われていますが

その理由がわかる話を聞きましたのでご紹介します。

星野監督は小学校時代、岡山県倉敷市で過ごしていました。

同級生に、筋ジストロフィという重い障害を持った

定金正憲君という友達がいました。

彼は学校へ行くのをいつも嫌がって

お母さんを困らせていましたが

星野監督と同じクラスになってからは毎日

喜んで学校に行くようになりました

星野監督が定金君を毎日背負って登校してくれたからです

定金君は放課後も楽しそうに

星野監督が野球をしている姿を眺めていました

星野監督はどんなに練習が厳しくて疲れていても

練習が終わると、定金君を背負って彼の家に送って行きました

雨の日には定金君が濡れないように、リヤカーに乗せて連れて

行ったそうです

定金君との交流は、小学校卒業して大人になっても続きましたが

残念ながら彼は41歳で亡くなってしまいます

なくなる少し前にも定金君は、

「 頑張ってください。優勝してください。いつも僕は見ています。」

と星野監督に話していました

残念ながら星野監督が優勝したのは

定金君が亡くなった2週間後でしたが、定金君のお母さんは

「 息子は42歳まで生きてこれたのは、星野さんのおかげです

息子は、星野さんの活躍を見て、夢と希望をもらっていたんです

息子は幸せだったと思います。感謝しています。」

と話しています。

 


 

星野監督は

情熱の男

厳しい男

反骨の男

と言われていますが

反面この様な

優しい心を持ち合わせている

優しい人です

その心が

見えない

魅力に

感じます

星野さんは幼い時に

父を亡くし、少年時代は裕福ではありません

お母さんが苦労して買ってくれたグローブ

これでグローブを借りないで野球ができると

喜んだそうです

貧しい少年時代、友達のために尽くすことが

できたのは、元気に野球ができる幸せに

気づいたかただと思います。

 


 

ABOUT ME
perispapa
本業 = 派遣社員:時給 1000 円、 残業なし・賞与なし・退職金なし 、 第二の人生は、 遊んで暮らす計画をしています。 分散投資 = はじめました。
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