21.
百人までは命令で動くかもしれないが
千人になれば頼みます
一万人にもなれば
拝まなければ人は動かない
22.
感謝の心が高まれば高まるほど
それに正比例して幸福感が高まっていく
23.
経営者にとって大事なことは
何と言っても人柄やな
結局これに尽きるといってもかまわんほどや
24.
現在与えられた今の仕事に
打ち込めないような心構えでは
どこの職場に変わっても
決していい仕事はできない
まず、
暖かい心というか
思いやりの心を
持っておるかどうかということやね
25.
才能なきこうを憂うる必要はないが
熱意なきことを
おそれなくてはならない
26.
私が今日の大を成したのは
それはあらかた運ですね
一日一日を努力して
生きてきただけのことです
強いて言えば、積み重ねがすべてです。
人間万事、世の中すべては
天の摂理で決まるのが 90%
人間が成し得るのはたかだか
10% ぐらいだと思います。
27.
誠意や真心から出たことばや行動は
それ自体を尊く
相手の心を打つものです。
28.
普通の努力では
チャンスをチャンスと見極められない
熱心の上に熱心であることが
見極める眼を開く
29.
誠実に謙虚に
そして熱心にやることである。
30.
自分には自分に与えられた道がある
天与の尊い道がある
どんな道かは知らないが
他の人には歩めない
自分だけしか歩めない
二度と歩めぬかけがえのないこの道
広いときもある
狭いときもある
のぼりもあれば、くだりもある
坦々としたときもあれば
かきわけかきわけ汗するときもある
この道が果たして良いのか悪いのか
思考にあまるときもあろう
なぐさめを求めたくなるときもあろう
しかし、所詮はこの道しかないのではないか
あきらめろというのではない
いま立っているこの道
いま歩んでいるこの道
とにかくこの道を休まず歩むことである
自分だけしか歩めない大事な道ではないか
自分だけに与えられている
かけがえのないこの道ではないか
他人の道に心を奪われ
思考にくれて立ちすくんでいても
道は少しもひらけない
道をひらくためには
まず、歩まねばならぬ
心を定め、懸命に歩まねばならぬ
それがたとえ遠い道のようなに思えても
休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる
深い喜びも生まれてくる。
***
松下幸之助さんの素敵な言葉は、
大きいです。
深いです。
重いです。
私たちの心に
響きます。
届きます。