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昔からよく言われる言葉で、
医学的にも生活習慣的にも大きな意味があります。
1.血流の問題
心臓から最も遠いのが足。加齢とともに血管が硬くなり、血流が悪くなると、まず足の冷え・しびれ・むくみとして現れます。これは「老化のサイン」とも言えます。
2.筋肉の衰え
体の中で一番大きな筋肉(大腿四頭筋やふくらはぎ)は足にあります。足の筋肉が衰えると歩けなくなり、寝たきりになりやすい。寝たきりは心身の機能低下を早め、寿命を縮める要因になります。
3.転倒リスク
高齢者の骨折の多くは転倒が原因。その多くが足腰の弱さから来ています。特に大腿骨骨折は、その後の生活に大きく影響します。
4.「第二の心臓」ふくらはぎ
ふくらはぎの筋肉は、血液を心臓に戻すポンプの役割を持っています。ここが衰えると血液循環が悪くなり、全身に影響します。まさに健康寿命のカギです。
足を大事にするためにできること
●毎日歩く(特に早歩きや坂道で筋肉を使う)
●ストレッチ・マッサージで血流を良くする
●ふくらはぎの筋トレ(かかと上げ運動など)
●靴選びを丁寧に(足に合わない靴はトラブルの元)
●爪や皮膚のケア(小さな傷から感染症につながることも)
つまり「足を大切にすることは、人生を長く元気に生きる秘訣」といえます。
昔の人が「人は足から死んでいく」と言ったのは、ただの迷信ではなく、生活の知恵だったんですね。
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