【素敵に涙する感動秘話１】｜素敵な言葉は人生を変える！

１．「ランドセルに入っていたもの」ー家族
小学６年生の卒業式の日。家に帰った少女が、６年間使っていたランドセルを開けると、底に一通の手紙が。
「ここまで育ってくれてありがとう。ママはあなたが大好きです」
それは、病気で数年前に亡くなった母が、生前に書いてランドセルにこっそり忍ばせていたものだった。

２．「約束のピアノ発表会」ー学校　
音楽が好きな自閉症の少年と、根気よく練習に付き合った先生。初めての発表会の日、会場にいた観客たちは驚いた。
少年は、舞台で緊張しながらも最後まで弾ききり、最後に言った。
「せんせい、やくそく、まもったよ」

３．「老犬との最後の散歩」ー動物　
17年連れ添った老犬が、ある朝起きられなくなった。
飼い主はそっと抱きかかえ、毎日散歩していた公園へ。
風がそよぐ中、犬は最後の呼吸をゆっくりとし、飼い主の腕の中で静かに眠った。

４．「花嫁の席にあったもうひとつの椅子」ー家族　
結婚式の控室。花嫁の隣には空席が一つ。その席には、10年前に亡くなった父の帽子と手紙が置かれていた。
「お前が花嫁になる日が楽しみだったよ。世界一きれいな娘へ」
その日、会場中が涙に包まれた。

５．「名前を呼んでくれた日」ー医療・介護
認知症の祖母は、数年もの間、家族の名前を思い出せなかった。
ある日、孫がピアノで祖母が好きだった童謡を弾いた瞬間、
涙を浮かべながら「〇〇ちゃん…ありがとうね」と、初めて名前を呼んだ。