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高校生の娘を残して旅立った母が、入院中に書き残したノートの最後のページ。
そこにあったのは、たった一言のメッセージでした。
「あなたは、あなたのままでいい。自分を嫌いにならないで」
思春期の娘は、自分に自信がなく、母の病気にも無力で、
何度も「私なんて…」と涙をこぼしていたそうです。
そんな娘の心を、母は誰よりもわかっていたのでしょう。
亡くなる数日前、静かにノートを閉じたその手紙は、葬儀の後に娘の手に渡されました。
その言葉を読んだ瞬間、娘は号泣しながら母にこう言ったといいます。
「ママ、ありがとう。私、ちゃんと生きてみる」
人は時に、自分を責めすぎてしまうものです。
でも、たった一言の「肯定」が、生きる力に変わることがあります。
次回は、転職に悩む社会人にかけられた「道は一つじゃない」という言葉の実話をお届けします。
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