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ある介護士さんの話です。
日々の業務は体力勝負で、心が削られることが多い仕事。
認知症の利用者から暴言を受けることもあり、
「もう辞めようかな」と思ったことも一度や二度ではなかったそうです。
そんなある日、食事を終えた高齢の女性が、ふと彼女の手を握って言いました。
「あなたがいてくれてよかった。ありがとうね」
たったその一言が、涙が出るほど嬉しかったといいます。
言葉には、誰かの心を救う力があります。
評価や報酬では埋められない「人と人とのつながり」が、そこにあるのです。
どんなに疲れていても、その言葉を思い出すだけで前を向ける。
感謝の気持ちは、たった一言で相手の人生に希望を灯すことができるのです。
次回は夢を諦めかけた若者を救った。
「一歩踏み出せば、景色が変わる」という言葉のエピソードをご紹介します。
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